わたしはふたりの子どもの親である。
ひとりでも、子どもたちが自立するまでは、子ども達の身の安全を守る義務がある。
そうはいっても、あまねの自転車転倒事故など、思いがけないことはどうしても起こる(2009年3月までさかのぼってみてね
)
その「起こりうる」確率を少しでも減らし、安全に暮らしたいのが親心である。
そんなニーズにぴったりの商品が去年頃、発売された。
「わさびの臭いのする火災警報装置」
詳しい情報はこちらにリンク→
http://www.seems-inc.com/ignobel/
そして、今年のイグ・ノーベル賞を獲得した。
イグ・ノーベル賞は、ユニークだけれど、世の中の価値観を変える、
優秀な賞だったかな?
今までは、火災警報装置は、音がメイン。それが当たり前だった。
それを、臭いで耳の聞こえない人にも気付いてもらおうという大発想。
きこえない人の一番の悩みは、火元の管理が難しいということである。
家にいても、旅行先にいても、もし、夜間に火災がおきたら。
ひとりで寝ていたら、警報が鳴っても気づくことはできない。
家族がいても、別の部屋だったら・・・
子どもも、夜は眠りが深いのでちょっとやそっとのことでは起きないし、
音の意味が分からなければわたしに知らせることができない。
自分の火元管理が甘く、万が一自宅が燃えて、しかも寝ていて逃げ遅れ、
親子ともども・・・という悪夢、たまに本当にみることがある。
夜中に起きて火元の確認をしてしまうこともある。
それくらい、臭いで知らせるという発想は本当に貴重だ。
この商品開発には、10年来の友人が関わっている。
友人も同じ聴覚障害があり、1児のママでもある。
子どもが小さくても、時間を見つけて、香水の学校に通ったり、
みえないところでしっかり学んでいる人である。
彼女の発想は独特で、同じきこえない者どうし、いろいろな発想のヒントを与えてくれる。
発想がなければ商品化はなされないと思うと、彼女が受賞メンバーの中にいないことが残念でならない。彼女の活躍を心から祈るひとりである。
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